ハッピーモア市場

2024.10.1

旬がわかる!おすすめ野菜&果物

はいたい!沖縄といえば常夏のイメージが強いかもしれませんが、実は月ごとに移り変わる旬の食材がたくさんあります。ここでは、四季に分けて1年の流れとともに野菜やフルーツをご紹介していきます。読んでいるだけでも沖縄の豊かな自然や食文化を感じられるはずなので、ぜひ参考にしてくださいね♪

🟡冬におすすめの野菜&果物(1〜2月)

年明け早々の1月には、沖縄ならではの黄色い「島人参」が顔を出します。本土のオレンジ色の人参に比べて細長く、やわらかくてほんのり甘いのが特徴で、サラダやポタージュにすると彩りも鮮やかです。

同じく1月からは「タンカン」も出回り始め、甘みと酸味の絶妙なバランスで一度食べるとハマってしまう人も少なくありません。

トマトもこの時期にハウス栽培でたっぷり育ちます。真っ赤に実ったトマトは、サラダでそのまま味わってもいいですし、ソースに煮込んでもリコピンがしっかり摂れて冬の身体を元気にしてくれます。

そして、沖縄らしさといえば「さとうきび」。1〜4月にかけて収穫されるさとうきびは、高い糖度と豊富なミネラル、オリゴ糖の働きで疲れた身体にエネルギーをチャージしてくれる心強い存在です。

2月に入ると「島らっきょう」が旬を迎えます。独特の辛みとシャキシャキした食感を塩漬けや天ぷらで楽しむのが定番で、おつまみにもぴったり。

タンカンやトマトも引き続き盛り上がるので、冬場でも食卓が色とりどりになるのは、沖縄ならではの醍醐味かもしれません。

🟡春におすすめの野菜&果物(3〜5月頃)

3月になると、薄緑色で小ぶりな「島カボチャ」が登場します。甘みは控えめですが、水分が多く、煮物やポタージュにすればホクホクの食感が楽しめますよ。まだまだトマトや島らっきょうもお店に並んでいるので、組み合わせ次第でカラフルな献立が作れそうですね。

4月に入っても、ハウス栽培のトマトは安定した味わいを保ってくれるので、まだまだみずみずしいトマト生活が続きます。

同じ頃から「ウンチェー(空芯菜)」がぐんと成長してきて、茎の中が空洞になっている独特のシャキシャキ感を楽しめるようになります。さっと炒めたり、お味噌汁に入れたりすると、βカロテンやビタミンCをしっかり摂れるので、春の体づくりにはもってこいです。

5月には沖縄の初夏を思わせる野菜やフルーツが大集合。まずは「ヘチマ(ナーベラー)」。煮崩れしやすい反面、味噌煮やスープに入れるとトロッととけて喉ごしもよく、暑さ対策にぴったりなんです。

フルーツ派の方には「フルーツパパイヤ」や「パッションフルーツ」、「パイン」が注目を集めます。完熟パパイヤをスプーンですくって食べるだけで南国気分が高まりますし、パッションフルーツの甘酸っぱい香りはヨーグルトやスイーツのアクセントに最高です。さらに甘酸っぱいだけでなく、酵素やビタミンがしっかり摂れる「パイン」も忘れずに。

ビタミンCやミネラルが欲しいときには「オクラ」もいいですね。ネバネバ成分で疲労回復をサポートしてくれます。

🟡夏におすすめの野菜&果物(6〜8月頃)

6月になると、トロピカルフルーツや夏野菜が一気に種類豊富になってきます。「スターフルーツ」は切ると断面が星型になって見た目も楽しく、サラダのトッピングにするだけで華やかさがアップします。

野菜では「モウイ」が人気で、水分をたっぷり含んださっぱり味が初夏の身体を潤してくれます。インゲンも柔らかく、胡麻和えや炒め物などで彩りを添えてくれます。

さらに四角い断面が面白い「シカクマメ」は、苦味が少なくて食べやすく、炒め物や天ぷらでサクサクした食感を堪能できますよ。

7月といえば、やはり「ゴーヤ」の季節。本土より強い日差しを浴びて育ったゴーヤは、その苦味が逆にクセになるというファンも多いんです。ゴーヤチャンプルーで豆腐やスパムと一緒に炒めたり、おひたしにしてさっぱり食べたりと、夏バテ気味の身体を元気づけるには欠かせない存在ですね。

そして南国フルーツの王様「マンゴー」がまさに旬を迎えます。甘くてとろけるジューシーさは、冷たく冷やしてそのまま食べるのがいちばん贅沢。ピンクや白い果肉がエキゾチックな「ドラゴンフルーツ」や、ほくほくした食感の「島バナナ」、栄養たっぷりの「モロヘイヤ」、そして水分補給にぴったりな「スイカ」なども揃いはじめ、沖縄の夏はどれも食欲をそそる食材でいっぱいになります。

8月に入っても沖縄の暑さはまだまだ続きますが、この時期ならではの味としては「キーツマンゴー」が見逃せません。表皮が緑色のまま完熟してしまう不思議なマンゴーで、切ってみるとクリーミーで濃厚な甘さがとても贅沢。ひとくち頬張るだけで夏の終盤も幸せな気分になります。

🟡秋におすすめの野菜&果物(9〜11月頃)

9月に入ると「シークワーサー」の青切りが登場し、キュッとした酸味が料理をさっぱり仕上げてくれます。暑い日が続く沖縄でも、秋の訪れを感じさせてくれる酸味なんですよ。

収穫量のピークを迎える「落花生(ピーナッツ)」も、塩茹でにするとホクホクとした食感がクセになります。さらに甘く熟した「グァバ」の芳醇な香りも、南国ならではの秋の楽しみ。ジュースやジャムにして、ほっと一息つくのも素敵ですよね。

10月になると少し涼しくなり、「たるがよー」や「カーブチー」といった珍しい柑橘が並びはじめます。どちらも果汁がたっぷりで、シークワーサーに比べるとまろやかな甘みを感じられるのが特徴です。
同じ頃「ローゼル」という赤いガクを使った食材も注目されます。ハイビスカスティーの原料としても知られていますが、見た目の華やかさと酸味が魅力で、ジャムやシロップ漬けにすると秋のテーブルを一気に明るくしてくれます。

11月になると「レモン」や「冬瓜(とうがん)」が登場します。沖縄のレモンは香りが豊かで、酸味が強すぎずマイルドなので、ホットレモンやドレッシングにして楽しむのもおすすめです。
冬瓜は煮ると口当たりがさっぱりしていて、ダシや肉の旨味を上手に吸ってくれます。これから少しずつ寒さが増す中でも、沖縄ではまだまだ豊富な野菜が楽しめます。

🟡冬におすすめの野菜&果物〜冬の再来〜(12月頃)

そして12月。実は「島人参」や「島カボチャ」の姿が再び彩りを添えてくれます。ホクホクとした甘みや鮮やかな黄色は、年末年始の食卓やおせち料理に加えると見た目も華やか。やわらかな食感が和食との相性も抜群ですし、ポタージュにすれば体の芯からあったまります。

ほかにも「ブロッコリー」は沖縄の温暖さで育てられているので、ほろ苦さが少なく甘みが強め。サラダにしてもおいしいですし、グラタンにすればお子さんにも喜ばれます。
セロリはリフレッシュしたいときにぴったりな香りが特徴で、シャキシャキの食感をサラダや浅漬けで楽しむと気分転換になりますよ。

12月下旬には、タンカンが少量ながら出始めることもあるので、ちょっと先取りで柑橘の甘酸っぱさを味わいたい方にはうれしい季節です。

季節の移ろいとともに変化する野菜やフルーツをたくさん楽しんで、自分自身の体と心を内側から元気にしてあげましょうね。ぜひ旬の恵みを思いきり満喫してくださいね♪

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